ストロベリーナイト 著者名:誉田哲也(著)
出版社:光文社
出版年:2008.09
ISBN :9784334744717
書店員の手書きPOPがきっかけでジワジワと売上を伸ばしたという警察小説。
『武士道シックスティーン』と『武士道セブンティーン』の文庫化をわりに楽しみしているのだが、とりあえずはコレがこの著者の初読みとなる。
・内容
溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された。警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。人気シリーズ、待望の文庫化始動。
(「BOOK」データベースより)
かなりエグイ惨殺シーンがあって辟易(笑)。こういうの弱いのだ。怖いのではなくて、単純に生理的嫌悪が先に立つ。
で、この作品の最大の欠点は、主人公をはじめ、主要登場人物のキャラがみんなイマイチ中途半端なこと。
スーパーウーマンではリアルじゃないだろうけど、姫川はもう少し精神的にタフな方がいい。ゴツくて仕事では頼りになるけど、彼女の前では純情で不器用な部下の菊田も、ただナヨナヨした感じで活躍の場面がない。姫川を追い回すお調子モノ井岡はこれじゃ本当にただのお調子者。捜査一課内公安と呼ばれる勝俣も99%嫌なヤツ。犯人像もなんだかなぁ・・・。
まあ、あくまで個人的好みの問題と言えばそれまでだし、今後、彼らの別の面が見えてくるのだろうけど、この作品に限っては十全に魅力的な人たちとは思えなかった。
シリーズ次作を読むかどうか微妙。。。
次は、『うそうそ』(畠中恵・著/新潮文庫)。

