三国志 第2巻 著者名:宮城谷昌光(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2008.10
ISBN :9784167259228
ようやく曹操、劉備、孫堅が登場(孫権はまだ)。まあ、まだ脇役という雰囲気だが・・・。
・内容
徳政を目指した順帝も急逝し、後漢王朝は外戚と宦官による腐敗を深めてゆく。そのような永寿元年(西暦155年)に、曹操は生まれた。続いて孫堅・劉備が。30年後、宗教組織・太平道の信者を核に36万人が黄巾の叛乱に応じた時、曹操と孫堅は討伐軍に参加、劉備は学問を諦めて無類集団の中心となっていた。
(「BOOK」データベースより)
第一巻といい、第二巻といい・・・。
これでもか、これでもか、と繰り返される王朝の愚かなる歴史。
暗愚な皇帝(順帝を除く)。
私利私欲に走り、己が栄華のために皇帝を取り込むべく対立する、宦官(去勢された側近)と外戚(皇后の親族)。
真の賢臣・忠臣は、正しいがゆえに駆逐・誅殺され、民の苦しみは省みられない。
絶対的な権力というものが如何に人を腐敗させるか・・・人は替わっても犯す過ちはいつも同じ。
にしても、やたら大勢の人が登場するが、どれもこれも書き割りみたいで、血肉が感じられない。だから、頭の中にスッと染み入ってこない。まあ、ここまでは仕方がないか。
董卓も出てきたし、次からは曹操・呂布・袁紹・袁術・孫堅・孫索・孫権・・・多くの武将たちを宮城谷氏がどう描くか、楽しめるだろうか?
ところで、映画『レッドクリフ』効果であろう、吉川英治版三国志も新装刊でずらりと書店に登場。でも、立ち読みした感じでは、あんまり好みに合いそうにない・・・。
次は、『灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパーク6』(石田衣良・著/文春文庫)。


二巻の感想もトラバさせていただきました。
いやぁ、本当に進まないんですよねぇ。この話は。
北方三国志では第1巻の途中で董卓の名前が登場しますもんね。
エライ違いです(笑)。