虚空の旅人 著者名:上橋菜穂子(著)
出版社:新潮社
出版年:2008.07
ISBN :9784101302751
守り人シリーズ第4弾。しかし、今回は「守り人」ではなく、「旅人」である。人物紹介ページに女用心棒バルサの名はあるが、作品中も名前だけで実際には登場せず。とっても面白いのだからまぁいいのだけど、「???」と思いながら読んでいたが、元々は「守り人」シリーズの外伝のような存在だったのね。
・内容
隣国サンガルの新王即位儀礼に招かれた新ヨゴ皇国皇太子チャグムと星読博士シュガは、“ナユーグル・ライタの目”と呼ばれる不思議な少女と出会った。海底の民に魂を奪われ、生贄になる運命のその少女の背後には、とてつもない陰謀が―。海の王国を舞台に、漂海民や国政を操る女たちが織り成す壮大なドラマ。シリーズを大河物語へと導くきっかけとなった第4弾、ついに文庫化。
(「BOOK」データベースより)
んで、外伝のつもりが上に書かれているように、こちらはチャグムを主人公とした『蒼路の旅人』へと、バルサを主人公とした「守り人」シリーズは『神の守り人』へと続き、最後の『天と地の守り人』で「旅人」と「守り人」はひとつになり完結すると。
なるほどねぇ。
何度も言うけど(言ったっけ?)、これを行き当たりばったりで書いてるっちゅうんやから、作家ってすごいね。でも、きっと小説は作者の設計図どおりに書かれるだけではダメで、それさえも超えて物語や登場人物が自ら動かんといかんのだろう。
しかしまあ、チャグムもすっかり立派になって・・・。
精霊の守り人
闇の守り人
夢の守り人
次は『消滅の光輪(上・下)』(眉村卓・著/創元SF文庫)。


それは嬉しい誤解ですねぇ〜。
一気に読んじゃって下さい。
文庫残りの3巻も良いですよ。