心霊探偵八雲 2 著者名:神永学(著)
出版社:角川書店
出版年:2008.06
ISBN :9784043887026
う〜ん。
・内容
恐ろしい幽霊体験をしたという友達から、相談を受けた晴香は、死者の魂を見ることができる八雲のもとを再び訪れる。しかし、八雲は相変わらずのつれない態度。そんなとき、世間では不可解な連続少女誘拐殺人事件が発生。晴香も巻き込まれ、絶対絶命の危機に!?幽霊騒動と誘拐事件―複雑に絡み合う謎を、八雲は解きほぐすことができるのか、そして晴香の運命は!?驚異のハイスピード・スピリチュアル・ミステリー第2弾。
(「BOOK」データベースより)
人称の問題はちゃんとしてもらいたい。 小説作法の基礎だろう。
「石田は〜」「石田が〜」と3人称(神の視点)で書かれた地の文の中に、突然「私は〜」と1人称の地の文が混入してくる。しかも、頻繁に。
文庫化にあたってせっかく加筆・修正しているんだから、作者はもちろん編集者・校閲者は気をつけないと。
あと、31ページに「上流から流されてきたらしく、彼女の身体には、細かい傷が無数にあった。」ということを事実として地の文に書いてあるのに、332ページでは「もし、上流から流されてきたのであれば、亜矢香ちゃんの遺体には無数の傷がついていたはずです。しかし、それは無かった。」と八雲に語らせている(実際には確かに上流から流されてきていない)のは、矛盾だと思うが。こちらの読み取り方がおかしいのか?
で、ヒロイン小沢晴香が単独行動で危機一髪!のところへ、八雲が駆けつける・・・というクライマックスは2作目にして早くもワンパターン!?
と、散々文句を言いつつ。
次の巻(「闇の先にある光」9/25刊)も読む予定。
嫌いじゃないんだな(笑)。
次は、『対話篇』(金城一紀・著/新潮文庫)。


それだけツッコミながら次も読むなんていうのは、それだけ面白いんでしょうね〜、気になってきました。
そこまで面白いかと言われると・・・。
自信がありません(笑)。
たしか、会話シーンでなぜだかで登場人物がケーキを食べており、それからしばらくした文章でケーキを誰かが取り出してきてみんなで食べ始めるとかいような、、、前後が入れ替わったようなイージーミスが見逃されたりしていたようです。
まぁ、ミステリーだとまずすぎるかも知れませんが。
はぁはぁ。恩田さんの作品でそんなのあったんですね。覚えがないなぁ(笑)。
八雲シリーズに関しては、登場人物たちの会話がわりと好きなんです。
それと、中・高生や大学生を主役に据えた作品が、なぜか好きなんですね。単なるノスタルジーですが。