リピート 著者名:乾くるみ(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2007.11
ISBN :9784167732028
『イニシエーション・ラブ』で話題の乾くるみ。同じ文春からの本作は全く毛色の異なる作品だが、帯には「あのイニシエーション・ラブより驚けます。」「注意!あまりの面白さに、途中でやめることはできません。あまりの驚きに、読了後、必ずもう一度読み返したくなります」。
ああ、安直な宣伝文句だなぁ。二番煎じやなぁ。柳の下のドジョウやなぁ。ただ、売りたいだけやん。商売とはいえ、本当に作品を愛してるの?
・内容
もし、現在の記憶を持ったまま十ヵ月前の自分に戻れるとしたら?この夢のような「リピート」に誘われ、疑いつつも人生のやり直しに臨んだ十人の男女。ところが彼らは一人、また一人と不審な死を遂げて…。あの『イニシエーション・ラブ』の鬼才が、『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ仰天の傑作。
(「BOOK」データベースより)
しかし、途中までは本当にメチャクチャ面白い。読むのを止められない。あまりに謎が魅力的だから。
さらに、しかし。
この作品に限らず、謎が魅力的過ぎるとそれをどう回収するかが難しい。最後は尻すぼみで高揚感はどこへやら。まあ、終盤までは十分に楽しませてもらったから良いけど。
余談だが、ケン・グリムウッドの『リプレイ』(新潮文庫)は面白いよ。オススメ。
次は、『居眠り磐音 江戸双紙 無月ノ橋』(佐伯泰英・著/双葉文庫)。


「イニシエーション・ラブ」で乾さんに興味を持って手に取りました。
途中まではなかなか面白かったんですけどね〜。
この手のタイムトラベルモノは締めも難しいし、整合性のチェックの目も厳しくなってしまいますよね。
ふくちゃんさんもおススメしておられますから、「リプレイ」も是非読んでみたくなりました。
乾くるみ氏については、もうお腹イッパイです。
当分読まないでしょうねぇ・・・。
『リプレイ』、ぜひお読み下さい!