2008年05月06日

銀河英雄伝説8乱離篇


銀河英雄伝説 8 乱離篇
著者名:田中芳樹(著)
出版社:東京創元社
出版年:2008.04
ISBN :9784488725082


 “専制政治が一時の勝利をしめたとしても、時が経過し世代が交替すれば、まず支配者層の自律性が崩れる。誰からも批判されず、誰からも処罰されず、自省の知的根拠をあたえられない者は、自我(エゴ)を加速させ、暴走させるようになる。”

 全くその通り。

 だからこそ、自国の腐った政治家よりも敵国の専制者ラインハルトに対して、多くの敬意と共感を感じつつも、ヤンは徹底抗戦するのである。


・内容
宿敵ヤン・ウェンリーと雌雄を決するべく、帝国軍の総力をイゼルローン回廊に結集させた皇帝ラインハルト。ついに“常勝”と“不敗”、最後の決戦の火蓋が切って落とされた。激戦に次ぐ激戦の中、帝国軍、不正規隊双方の名将が相次いで斃れる。ようやく停戦の契機が訪れたその時、予想し得ぬ「事件」が勃発し、両陣営に激しい衝撃を与えた。銀河英雄叙事詩の雄編、怒涛の急展開。
(「BOOK」データベースより)


 この巻では、ホントに“予想し得ぬ”驚きの展開が待っている。

 ・・・て、もう昔アニメで観て知ってるから、僕自身は今さら驚かないのだが、初めてこの物語に接して、愛読してきた人にはビックリだろう。

 大胆なことをするものだ。

 北方水滸伝も真っ青である。

 昔アニメで観たが、次も意外な(でも今回に比べれば予想のつく)展開があったはず。

 昔アニメで観たが(しつこい)、物語のラストは忘れたなぁ・・・。

 読書の上では、良いことだ。

銀河英雄伝説1黎明篇
銀河英雄伝説2野望篇
銀河英雄伝説3雌伏篇
銀河英雄伝説4策謀篇
銀河英雄伝説5風雲篇
銀河英雄伝説6飛翔篇
銀河英雄伝説7怒涛篇


 次は、『クレィドゥ・ザ・スカイ』(森博嗣・著/中公文庫)。
posted by ふくちゃん at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | SF
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