替天行道 著者名:北方謙三(編著)
出版社:集英社
出版年:2008.04
ISBN :9784087462838
著者からのメッセージ、各種紙・誌に掲載された書評、編集者のエッセイ、著者と各界著名人(?)との対談(最後の大沢在昌氏・担当編集者の山田裕樹氏との三者対談がいちばんオモロイ)などを満載したファン本。
これを読めば北方水滸伝が100倍楽しめる!
・・・かどうかは別にして、創作の裏側を垣間見ることはできる。
そして、意外ではあるが、おそらく最初から続編を書くことを意図していたのではないか、と思えてくる。
てっきり楊令というオリジナルキャラが目立ち始めた頃から構想したのでは・・・と思っていたのだが。
で、その楊令。著者自身がこの本の中で述べているように、子午山から帰ってきた後の彼は少年でありながら、あまりに“出来すぎた人間”である。そこんとこ、読みながら引っかかっていたのだが、『楊令伝』では一度泥にまみれさせるそうである。
だよなぁ。
で、結局この読本で最も感じ入ったのは、北方氏とそのデビュー当時(正確には純文学路線からエンタメ路線に変更した時)からの担当編集者である山田氏との、戦友のような、同志のような関係性だったりするのだった。
次は『東京バンドワゴン』(小路幸也・著/集英社文庫)


自分も北方水滸伝を文庫でおっかけてきて読み終わりましたが、楊令の特異性がひっかかっていたのですが、これを読むと最初の最初から続編とかが意図されていたのですか?
登場人物大全みたいな感じだったら読まなくていいかと思っていたのですが、そのあたりの事情がかいま見れるなら読んでみるのも悪くないですね。
続の「水滸伝」、まだまだハードカバーだから文庫になるのはずいぶん先のようですが。
どうも構想の段階から、梁山泊第2世代の話への展開を考えていて、ある仕掛けをしたそうです。
その仕掛けとは・・・以下自粛(笑)。