2008年04月27日

水滸伝・十九 旌旗の章


水滸伝 19
著者名:北方謙三(著)
出版社:集英社
出版年:2008.04
ISBN :9784087462821


 遂に終わってしまった。

 全19巻に及ぶ長い物語だが、読み終わってみると、長かったような、あっという間のような。

 いずれにせよ、緊密なテンションを維持しつづけ、梁山泊の好漢だけで108人、敵側やその他のキャラクタを入れて多くの人物を書き分けた筆力は驚嘆&賞賛に値する。

 この最終巻は、童貫との決戦で丸々1冊。

 読む前から結末は分かっている。

 だから、読んでいてちょっと息苦しかった。

 読む前から結末は分かっている。

 なのに、ひょっとしたらと期待した。

 大勢の人間が死んだ。

 だが、生き残った人間もまた多い。

 物語は、北方完全オリジナルの“続・水滸”『楊令伝』へと続いていく。

 文庫本になるのは単行本が完結した後だろうから、まだまだ先だ。

 待ち遠しい!

水滸伝・一 曙光の章
水滸伝・二 替天の章
水滸伝・三 輪舞の章
水滸伝・四 道蛇の章
水滸伝・五 玄武の章
水滸伝・六 風塵の章
水滸伝・七 烈火の章
水滸伝・八 青龍の章
水滸伝・九 嵐翠の章
水滸伝・十 濁流の章
水滸伝・十一 天地の章
水滸伝・十二 炳乎の章
水滸伝・十三 白虎の章
水滸伝・十四 爪牙の章
水滸伝・十五 折戟の章
水滸伝・十六 馳驟の章
水滸伝・十七 朱雀の章
水滸伝・十八 乾坤の章


 次は、実際に読んだ順番とは違うけど『替天行道 北方水滸伝読本』(北方謙三・編著/集英社文庫)で。
posted by ふくちゃん at 23:32| Comment(2) | TrackBack(1) | 歴史・時代小説
この記事へのコメント
こんばんわ。

ふくちゃんさんから遅れることひと月。とうとう読み終わってしまいました。
全19巻。読み始めた当初は先が長い、と思っていたんですが。。。
あっという間にここまで来てしまいました。
最後は息苦しくて心臓が痛くて、読むのがしんどかったです。
でも読んでよかった。
本当に素敵な作品でしたね!!

さてと。明日は読本の『替天行道』を読みます。
こちらもとても楽しみ!
Posted by マメリ at 2008年05月26日 00:56
>マメリさん。
本当に凄い作品でした。
ぜひ中国語訳にして、中国の人にも読んでもらいたいです。こんな『水滸伝』があるんだよ!と。
Posted by ふくちゃん at 2008年06月01日 19:08
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『水滸伝 19 旌旗の章』 北方 謙三
Excerpt: 童貫との最終決戦が始まった。梁山泊の漢たちは死力を振り絞り戦場を駆ける- 腐敗したこの国に光は射すのか。北方謙三の歴史的傑作、ついに完結!<Amazon 内容紹介より>ついに最終巻…。結末は知っている...
Weblog: お菓子を片手に、日向で読書♪
Tracked: 2008-05-26 00:36