のだめカンタービレ #20 著者名:二ノ宮知子(著)
出版社:講談社
出版年:2008.03
ISBN :9784063406917
【ターニャの健闘、清良の快進撃。コンクールを見守るのだめは……?】
カントナ国際コンクール2次予選。清良は順調な演奏で本選進出を決めるもガケっぷちのターニャは実力を発揮できるのか!?一方、コンクールを見守っていたのだめは運命の曲と出会う。「いつか先輩と共演したい!」ラヴェルの協奏曲が宝物になったのだめを残酷な偶然が待ちうけていた……?
(講談社公式サイトより)
千秋による久々のシゴキのもと、学校(コンヴァト)の課題曲に次々と取り組み、ようやく楽譜を読むことの大切さ、楽しさに気付くのだめ。
だが、マルレ・オケの公演やRuiとの共演、自らの指揮者としての勉強を脇に置いて、のだめに構い続ける千秋 ― 今回だけは“のだめと旅する”by千秋 ― にキレる。
そんなのだめに茫然とする千秋で当巻は終わり。
千秋はのだめのためを思い、のだめも自分のために課題曲を全部勉強して熱心に指導してくれる千秋に始めは感謝していたと思うのだが。
「自分の勉強」「自分が感じる世界」への介入が激しすぎるような気がして、煩わしくなったのかな?
千秋にしても「こいつ(のだめ)の感じる力は並じゃないから、もう少し気をつけなきゃいけないかも」と考えていたはずが。他人に構うって、匙加減が難しい。
・・・著者のブログによると、この作品も終わりに近付いているという。
Lessen117の扉絵(西洋風のクラシカルな旅支度ののだめ)とLeeson118の扉絵(L17ののだめの横に、同じく旅支度の千秋)が印象的。
のだめはプロのピアニストになるのか?ただ楽しく趣味で弾く世界に戻るのか?「イツマデヤレバイインデスカ?」なんて。千秋と共演することだけが目的?
2人の旅の行き先は?
次は、「食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字(上)」&「『食い逃げされてもバイトは雇うな』なんて大間違い 禁じられた数字(下)』(山田真哉・著/光文社新書)。

