フィンガーボウルの話のつづき 著者名:吉田篤弘(著)
出版社:新潮社
出版年:2007.07
ISBN :9784101324517
僕の好きなクラフト・エヴィング商會の吉田篤弘氏の連作?短編集。
例によって少し奇妙で、ほんわかで、お洒落。
例によって作品同士が微妙にリンクしたり、入れ子構造になったり。
「世界の果てにある食堂」を舞台にした物語を書きあぐねる吉田君は、奇妙な連作小説を予告して消息不明となった謎の作家=ジュールズ・バーンを知る。「物語」の入り口を探し求める吉田君がいつしか迷い込んでいたのは、バーンが企んだ連作の世界なのか―。ビートルズの“ホワイト・アルバム”を軸にしてシンクロする過去と現在。16+1の短篇のリンクが「物語」の不思議を奏でる。
(「BOOK」データベースより)
何の主張もない、押し付けがましいところもない。日向ぼっこしているような、ソファの上でまどろんでいるような、そんな心持ちになってくる。
宝石箱のような本。
・・・ま、退屈する人もいるだろうけど。
次は『水滸伝・十一 天地の章』(北方謙三・著/集英社文庫)。

