水滸伝 8 著者名:北方謙三(著)
出版社:集英社
出版年:2007.05
ISBN :9784087461558
梁山泊の三大拠点=梁山泊・双頭山・二竜山(桃花山・清風山含む)のド真ん中に位置する大きな村・祝家荘の中には、李富が選び抜いた精鋭1万の軍。村の内外には幾重もの罠と迷路。さらには両隣の村(李家荘・扈家荘)とあわせて1万5千の民兵。
青蓮寺の聞煥章自らが陣頭指揮にあたり、裏切り(=梁山泊側に付く)の可能性のある李家荘の長・李応の監視役には暗殺部隊の長・王和。そして、双頭山と二竜山を攻囲する数万の地方軍。
これまでとは全くレベルの違う用意周到な戦略・戦術と大規模な軍の動員(それでもまだ中央軍はほとんど動いていない)で、一気に梁山泊を押し潰そうとする官軍。
いよいよ初めての総力戦が、ほぼ一巻丸ごと使って描かれる。
梁山泊側では新しい仲間が加わると同時に、またまた何人かの人物が死を遂げるわけだが、今回は青蓮寺側でも当初からの登場人物が死ぬことになる。
そのひとりが ― 主要人物ではないのでバラしてしまうが ― 馬桂。元は梁山泊側の間諜でありながら、青蓮寺の策略により宋江を逆恨みし、青蓮寺側の間諜に。李富と深い仲になり、梁山泊の武将△△の暗殺にも功を立てた女。
その馬桂が、梁山泊対策で疲れ切って眠る李富の隣で惨殺される。馬桂の死の衝撃に心身とも極限まで追い詰められ、這い上がってきた李富はその憎悪の力により、一層研ぎ澄まされた状態で、梁山泊主要メンバーの暗殺に執念を燃やす。
馬桂の死は、△△暗殺に対する梁山泊の報復行為と信じて疑わない李富だが、実は・・・。ああ、こわ!。
で、李富がすぐにでも暗殺してみせると豪語したのが、梁山泊最大の騎馬隊を率いる林冲。
梁山泊合流前の林冲が官軍に捕らえられていた時期に、官軍に慰み者にされて自殺したはずの妻。それが実は生きているという情報を梁山泊はキャッチ。
真実なのか、罠なのか?梁山泊の間諜組織が調べを進めるが、遂には待ち切れず、妻がいるという場所へ単身向かう林冲。
・・・やばそう。
気になる〜!!
それはそうと、この巻の攻防の大詰めはスカッとすること間違いなし!
水滸伝・一 曙光の章
水滸伝・二 替天の章
水滸伝・三 輪舞の章
水滸伝・四 道蛇の章
水滸伝・五 玄武の章
水滸伝・六 風塵の章
水滸伝・七 烈火の章
次は、『笑う警官』(佐々木譲・著/ハルキ文庫)。


私は今日、7巻を読みました♪
さっきまで続けて8巻を読むべきか、もうちょっと我慢するべきなのか、悩んでました。←過去形
けど、これはもうちょっと我慢するべき?!
だって林冲…!!
8巻読んだら、続きが気になって気になってやばいことになりそうな展開じゃないですか…!!
林冲、そんなところに単身で向かうな〜!!(>_<)
うう、怖い…。
李富の林冲暗殺宣言。
その後、林冲の妻の生存情報が飛び出してきてからはドキドキしながら読んでいました。
そりゃ、気になりますよねぇ(^^ゞ。
果たして第9巻の展開は・・・怖い・・・。