葉桜の季節に君を想うということ
著者名:歌野晶午(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2007.05
ISBN :9784167733018
歌野晶午氏は初読み。それが2004年『このミス』&『本格ミステリベスト10』の第1位作品となれば、いやがうえにも期待は高まる。
まあ、アレだね。『慟哭』とか『アヒルと鴨とコインロッカー』とかと同じで、映像ではできない、小説ならでは騙しテク(しかし、『アヒルと鴨〜』はどうやって映画化したんだ?)。
今回もすっかり騙された。
「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。
(「BOOK」データベースより)
麻宮さくらが何らかの形で霊感商法に絡んでいることは誰でも予感するはずだが、まさかこういうことだとはねぇ。
しかも、成瀬のトラちゃんや妹の綾乃や成瀬の後輩キヨシが、「お○○」だったなんて・・・(おかまじゃないよ)。
真相が分かった後はそこに少々違和感があったな。いや、こんな「お○○」がおるかいな?と感じるのは「お○○」差別で、それこそステレオタイプな「お○○」観を自分が抱えていることの証左に過ぎんのだが。
帯には「あまり詳しくはストーリーを紹介できない作品です。とにかく読んで騙されてください。最後の一文に至るまで、あなたはただひたすら驚き続けることになるでしょう。」とある。
最後の一文まで驚き続ける・・・てことはなかったが、真相が分かった一瞬、驚いたのは確か。まあまあ、面白かったかな。
次は『ブラフマンの埋葬』(小川洋子・著/講談社文庫)。


あらゆるミステリーの賞を総なめにしたっていう文章と、題名に惹かれて…。
同じく文春文庫の新刊『雲雀』佐藤亜紀も買ってみました。
今月の新刊ってえらい表紙が素敵じゃん、どうしたの文春文庫!って思って(^_^;)
この作品、タイトルもいいですよね。
でも、タイトルから受けるイメージとは違う作品でしたけどね(笑)。
うわー、気がつけば4ヶ月も本棚に放置してたみたいですが・・・やっと読みました!
まさか「お○○」だったとは…。
私もこれには驚きました(笑)
ふくちゃんさんと同じで、真相がわかった後どうも違和感がぬぐえなかったんですけど…こんな「お○○」もいても不思議ではないんですよね…。
自分で書いておきながら、「お○○」の○○に何が入るか、しばらく思い出せませんでした(笑)。