飛ぶ教室 著者名:ケストナー(著)
丘沢静也(訳)
出版社:光文社
出版年:2006.09
ISBN :9784334751050
『飛ぶ教室』といえば、児童文学。
もっと(良くない意味で)子供向けの作品だと思っていた。幼い頃、読んだような気もするのだが記憶は曖昧である。
とにかく、今回読んでみてこんなに素敵な小説だったのか!と目からウロコの大感銘。
孤独なジョニー、弱虫のウーリ、読書家ゼバスティアン、正義感の強いマルティン、いつも腹をすかせている腕っぷしの強いマティアス。同じ寄宿舎で生活する5人の少年が友情を育み、信頼を学び、大人たちに見守られながら成長していく感動的な物語。ドイツの国民作家ケストナーの代表作。
(「BOOK」データベースより)
5人の少年達の個性豊かな腕白ぶりがキラキラで、愛おしい。そして、寄宿舎の舎監を務める「正義さん」ことベーク先生、列車の禁煙車両を自宅にしている「禁煙さん」といった大人たちも素敵だ。もし、子供の頃、こんな大人に接することができたら、その子供はとても幸運だし、素敵な大人になれるだろう。
読んでいる間中、思わず吹き出しそうになったり、目が潤んだり。幸福な読書だった。1933年の作品だが、古典とは呼びたくないほどの瑞々しさ!
次は『地球へ…』(竹宮恵子・著/スクウェア・エニックス)。


拙ブログにコメントありがとうございました。
古典的な児童文学には、今読んでも感動するようなものがありますよね。飛ぶ教室は大人になってから読むと、より味わい深いかもしれないと思いました。
新訳のご紹介もありがとうございました。読んでみたくなりました。
『飛ぶ教室』はホントに素晴らしかったです。
やはり長く生き残っている古典には、それだけのものがあるなと感じ入る今日この頃です。