村上かるたうさぎおいしーフランス人 著者名:村上春樹(著)
安西水丸(画)
出版社:文藝春秋
出版年:2007.03
ISBN :9784163689401
「バカ本」とカテゴライズしようかと考えたけど、思いとどまった。
好き嫌いは別として(僕は好きだ)、同時代を生きる世界的な日本人作家ということは誰もが認めるであろう村上春樹氏。
そんな春樹氏のもうひとつの顔が「脱力企画系(?)作家」。
今回も人生には全く役に立たない、人によっては金返せ!時間返せ!とマジで怒っちゃいそうな『脳減る賞』(copyright by Haruki Murakami)モノのおバカ作品集(僕は好きだ)。
意味のないフレーズ満載の「村上かるた」。
私、フランス人。日本のことよくわかりませんが、村上かるたは山猫ルンバですよ。はい、うさぎ丼におしんこつけてください。
(「BOOK」データベースより)
ほら、内容紹介からして無意味(笑)。
登場するかるたフレーズは、例えば
あ:あしか、浜辺をさまよえば
お:大タコに道を教えられてしまった
ち:知恵の輪ブラジャーにはお手上げ
ち:チルチルミチルは見る見る散った
に:ニラレバの世界にタラレバはない
ね:猫にジェームズコバーン、豚に牧伸二
ま:まったく不幸中のわいわいだった
り:理由なきはんこは押すな
れ:レノンに腕押し、ラブ・アンド・ピース
などなど。
・・・・。
で、全てのかるたには、春樹氏による短い物語(というか散文)と安西水丸画伯によるヘタウマなイラストやら4コマ漫画がついている。
読んでいると、なんだか色々真剣に悩んでいる行為そのものがちっぽけに思えてきたりして・・・。
今は『バビロニア・ウェーブ』(堀晃・著/創元SF文庫)を読んでいる最中。

