2007年02月17日

ほたる館物語2


ほたる館物語 2
著者名:あさのあつこ(著)
出版社:ジャイブ
出版年:2007.01
ISBN :9784861763717


 あさのあつこさんのデビュー作、シリーズ第2弾。

 第1弾の感想では、「一子の真っ直ぐさが眩しい」と褒めたのだが。

 今回は「一子の真っ直ぐさがうっとおしい」と思ってしまった(苦笑)。

 真っ直ぐというより、単なる依怙地のようで。


おばあちゃんが急に「ほたる館を継げ」と言い始め、自分で将来を決めたい一子は反発する。でも、悲しそうなおばあちゃんの顔を見るのはつらい―。はっきりとした性格の一子の心にも、素直に気持ちを伝えられないもどかしさが募っていく。どうすることもできない葛藤の中で、大切なものを見つけ出そうとする少年少女を描いた大好評シリーズ、待望の第二弾。
(「BOOK」データベースより)


 まあ、小学校5年生で将来を決められちゃあ、腹も立つよな。だから一子の気持ちも分かるんだけど。でも、周囲のいろんな人達への接し方全般、もうひとつスッキリしないというか。子供なんだから、あんまり大人びた配慮もどうかとは思うが(笑)。

 同じ著者の代表作『バッテリー』の原田巧に通ずる、媚びない真っ直ぐなキャラクターなんだけど、巧のような魅力は今回僕には感じられなかった。

 あと、巻末の解説では、あさのあつこさんのデビューに至るお話が綴られていて、これはなかなか興味深かった。やっぱ、世に出る人は違う。

 にしても、このシリーズ、やっぱりすぐに1冊読み終わるなぁ。時間単価高い・・・。


 次は、これまたあっという間に読み終わった『GO‐ONE』(松樹剛史・著/集英社文庫)。
posted by ふくちゃん at 01:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 児童文学
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