シンセミア 1 著者名:阿部和重(著)
出版社:朝日新聞社出版局
出版年:2006.10
ISBN :4022643773
20世紀最後の夏、神の町で何が起きたのか?『ニッポニアニッポン』や『グランド・フィナーレ』につらなる“神町クロニクル”の壮大な幕が開く。伊藤整文学賞と毎日出版文化賞をダブル受賞した本作は、デビュー10年にして到達した著者最高の傑作長篇である。文庫オリジナルの神町地図と年表を収録。
(「BOOK」データベースより)
本の雑誌増刊『おすすめ文庫王国2006年度版』の現代小説ベスト10にも入ってるし、書評も良かったし(現代文学のひとつの達成・・・みたいに言われてた)、海外にも翻訳されるようだし。
昔、読んだ『インディヴィジュアル・プロジェクション』もそこそこ面白かった(ような気がするだけか?)し。
全4巻。
いつか面白くなるはず・・・と思いながら読んだが、最後まで乗り切れず。
正直、どこかいいねん!・・・である。
こんなに褒められている作品だから、こちらの鑑賞眼に問題があるのかも知れない。
しかし、理解できないものは理解できない。楽しめないものは楽しめない。この手のエログロ描写小説なら、舞城王太郎の方がよっぽど面白いと思う。
ここ数年、意図的に読書ペースを落としていた。具体的には黙読なのに、頭の中でしっかり音読するようにして。一時期ドンドン読んでいたら、読みたい新刊に数ヵ月間出会えず、仕方なくかつて読んだ好きな作品を再読して凌ぐ(それはそれで楽しいけど・・・)ことが数回続いたからだ。
でも、最近はネットやら映画鑑賞やらで読書に使う時間が減り、一方で読みたい本も尽きることなく増えてきた。今も積読状態の本が10冊ぐらいあるし、買いたい本もいろいろある。
ペースを上げよう!文庫中心とはいえ、お金が心配だが・・・。
次は、舞城王太郎の『九十九十九』(講談社文庫)を通勤中に、飛浩隆の『ラギッド・ガール』(ハヤカワSFシリーズJコレクション)を自宅で。

